ポスティングシステムを使って大リーグへの移籍を目指していたプロ野球・日本ハムの有原航平投手がレンジャーズと２年契約を結ぶことで合意したとアメリカの複数のメディアが伝えました。
２８歳の有原投手は、プロ１年目の２０１５年に８勝をあげてパ・リーグの新人王を獲得し、去年は１５勝をあげて最多勝に輝いたリーグを代表する先発投手の１人です。
今シーズン終了後にポスティングシステムを使って大リーグへの移籍を目指していましたが、アメリカの複数のメディアは２５日、有原投手がレンジャーズと２年契約を結ぶことで合意したと伝えました。
金額は２年総額で日本円でおよそ６億２０００万円から７億２０００万円とされています。
有原選手は、日本時間の２７日午前７時に大リーグの球団との交渉期限を迎える予定で、有原投手の代理人はこれまでに１０近い球団から関心があったことを明かしていました。
レンジャーズは、これまでにも上原浩治さんやダルビッシュ有投手など多くの日本選手が所属した球団で、今シーズンはアメリカンリーグ西部地区の最下位でした。
さらに、このオフはエースのランス・リン投手がホワイトソックスに移籍するなど投手陣の整備が課題となっていて、有原投手は先発ローテーションの１人として獲得されたものと見られます。
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