東京・池袋で4月に12人が死傷した高齢ドライバーによる暴走事故で、犠牲になった近くの主婦松永真菜さん(31)と長女の莉子ちゃん(3)の遺族が3日、事故現場近くの南池袋公園で、加害者を厳罰に処すよう求める署名活動を行った。
公園は莉子ちゃんのお気に入りの場所で、家族3人でよく来ていたという。この日、公園を訪れた多くの人が、松永さんの夫や友人らの求めに応じ、「頑張ってください」などと言いながら署名していた。遺族によると、既に郵送で5万人以上から署名が集まっているという。松永さんの夫は「加害者を厳罰に処してもらうことで、高齢ドライバーによる悲惨な事故の再発防止につなげたい」と話した。
事故は4月19日昼に発生。旧通産省工業技術院の元院長・飯塚幸三容疑者(88)の車が赤信号を無視して暴走し、歩行者らを次々とはねた。飯塚容疑者は自身も重傷を負って一時入院したが、5月に退院し、警視庁の任意捜査を受けている。警視庁は、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致死傷)容疑で飯塚容疑者を書類送検する方針。
2019-08-03 07:00:00Z
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190803-OYT1T50245/
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