エンゼルスが30日、今季34セーブをマークした抑え右腕ライセル・イグレシアス投手(31)と4年総額5800万ドル(約63億8000万円)で残留に基本合意したと、複数の米メディアが伝えた。エンゼルスは、今オフFAとなったイグレシアスに1年契約のクオリファイングオファー(QO)を提示したが拒否されていた。FA移籍で守護神を失う危機にあったが、複数年で再契約にこぎ着けた。 エンゼルスはこの日、もう1人の二刀流マイケル・ロレンゼン投手(29=レッズFA)と1年契約を結んだことを正式に発表。今季ローテの一角を担った右腕アレックス・カッブ投手(34)はFAでジャイアンツと2年総額2000万ドル(約22億円)で合意したため頼れる先発を失ったが、通算47勝31敗の先発右腕ノア・シンダーガード投手(29=メッツFA)を1年契約で獲得している。 イグレシアスは今季65試合に登板し、7勝5敗34セーブ、防御率2・57をマーク。来季がメジャー8年目となる。