2021年07月05日08時43分
山上信吾駐オーストラリア大使
【シドニー時事】山上信吾駐オーストラリア大使は５日付のオーストラリアン紙に掲載されたインタビュー記事で、自衛隊と豪軍が相互の国に滞在している間の法的地位などを規定する「円滑化協定」について、年内の最終合意に期待を表明した。
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協定は日豪の防衛協力の強化を示し、海洋進出を強める中国をけん制する狙いがある。昨年１１月の日豪首脳会談で大枠合意したが、豪州が廃止した死刑制度をめぐる調整が残っている。山上氏は、協定を通じて自衛隊が豪州を訪れる頻度が増えて滞在が長期化する一方、豪州側も日本での演習が増えると予想。「不測の事態が起きれば緊密に協力する必要がある」として、日豪間で相互運用性を高めることが重要だと強調した。 
からの記事と詳細 ( 円滑化協定、年内最終合意に期待 日豪の防衛協力強化―山上大使 - 時事通信ニュース )
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