「トルコのリビアにおける駐留は前線でのバランスを保っている」と述べた。
国連人権理事会の第43回会期のためリビア国民合意政府（国民統一政府）のファイズ・サラージ首相と共にスイスのジュネーブを訪れたシヤーラ外務大臣は、同国における最新情勢に関して記者会見を開いた。
シヤーラ大臣は国連ジュネーブ事務局で開かれた記者会見で、リビア東部にいる非合法な武装勢力のリーダー、ハリファ・ハフタル将軍に抗議した。
「ハフタル将軍は交渉の席を台無しにし、リビア国民合意政府に対して軍事作戦を開始した」と述べたシヤーラ大臣は、ハフタル軍が首都のど真ん中で民間人や民間インフラを標的にしていることを振り返った。
シヤーラ大臣は「トルコはなぜリビアにいるのか」という質問には、「トルコは首都トリポリにいる民間人を保護するためにリビアにやって来た。トルコがいなかったらわれわれが現在のポジションにいることは不可能だったであろう。トルコのリビアにおける駐留は前線でのバランスを保っている」と答えた。
シヤーラ大臣は、リビア国民合意政府を威嚇する全勢力に即座に撤退するよう呼びかけ、
「これら勢力は武器を持って現地におり、われわれはこの武器がどこから来たかを知っている。トリポリの住宅地が脅威にさらされないよう彼らは撤退しなければならない」と見解を述べた。
シヤーラ大臣は、ハフタル軍がトリポリの中心部から数キロメートル離れた場所におり、いつ何時でも中心部に攻撃する可能性があると警告した。
（2020年2月24日）
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February 25, 2020 at 09:59AM
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シヤーラ・リビア国民合意政府外相 「トルコは首都トリポリにいる民間人を保護するためにリビアにやって来た」 - TRT 日本語
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