Monday, February 3, 2020

韓国“嫌中パニック”! 60万人が中国人「入国禁止」請願、ソウルでは乱闘…それでも中国にこびへつらう文大統領(夕刊フジ) - Yahoo!ニュース

韓国“嫌中パニック”! 60万人が中国人「入国禁止」請願、ソウルでは乱闘…それでも中国にこびへつらう文大統領(夕刊フジ) - Yahoo!ニュース

 世界各国が、中国との“絶縁”に動いている。中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎が「パンデミック(感染爆発)」寸前であることを警戒して、米国は中国全土を「渡航禁止」にし、中国への渡航歴がある外国人を入国禁止にした。ロシアは国境を封鎖した。世界保健機関(WHO)が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」と宣言するのが遅れたため、恐怖感や不信感が広がっているようだ。こうしたなか、韓国は過剰とも思える反応をしている。先日まで「ノー・ジャパン」で盛り上がっていたが、中国人を排斥する「ノー・チャイナ」の動きが広まっている。大統領府には「中国人入国禁止」を求める請願が約60万人分も集まった。「反日・親中」とされる文在寅(ムン・ジェイン)大統領はどう対応するのか。

 「政府はやりすぎだと言われるほど、強力かつ迅速に先制的措置を取らなければならない」

 文氏は、「パンデミック(感染爆発)」寸前の新型肺炎について、総力を挙げて対応するよう、こう指示した。東亜日報(日本語版)が1月29日伝えた。被害が拡大すれば、4月の総選挙を直撃しかねないだけに、必死のようだ。

 中国の保健当局によると、1日時点で、中国本土における新型肺炎の感染者は1万1791人、死者259人となった。世界各国にも感染は拡大しており、1月31日現在、中国以外では24の国や地域で感染者が確認されている。

 感染者数11人(同月31日現在)の韓国では、文氏の大号令を受けて、武漢市から入国した中国人3000人全員に感染調査を行うことを決めた。聯合ニュース(同)によると、居場所や連絡先が分からない場合、法務省や警察庁などと協力して突き止めるという。まるで犯罪者扱いだ。

 一方、武漢市と周辺には、1000人余りの韓国人が居住しており、1月30日に第1便のチャーター機で367人が帰国した。1日にも第2便で約350人を帰国させる方針だ。

 ただ、発熱やせきなどの症状がある者は搭乗させず、中国当局と韓国の検疫を通過した人のみ搭乗させる。帰国した韓国人は隔離施設で経過を観察するが、これに地元住民が猛反発している。道路にトラクターなどでバリケードを設置したり、政府関係者に卵を投げつけるなどした。

 韓国事情に詳しいジャーナリストの室谷克実氏は「今回の警戒心は尋常ではない。韓国らしく、一時の熱が高まっている状態だ。以前、新型ウイルス対策に失敗して多くの犠牲者を出しただけに、『次は失敗できない』という思いもあるのだろう」と指摘する。

 韓国では2015年、MERS(中東呼吸器症候群)が大流行し、死者38人を出した。初動対応のマズさから、病院内で感染を拡大させるなどして大パニックを招いた。文氏としては、悪夢を繰り返さないための強硬策を講じているようだ。

 ただ、その“熱”があらぬ方向に向かっている。

 朝鮮日報(同)は1月29日、《「中国に消えろ」…韓国人と中国人がソウルのど真ん中で乱闘》というタイトルの記事を報じた。

 ソウル市内の路上で同日、韓国人3人と中国人4人が乱闘騒ぎを起こした。中国人側は「(肩がぶつかって言い争いになった際)韓国人から『中国に消えろ』などと言われた」と警察に供述しているという。韓国側の「ノー・チャイナ」の風潮を感じさせる。

 ソウルの美容整形外科では、中国人客2人が体温を計られ、正常だったが、「潜伏期間の可能性がある」として門前払いにあったという。そのほかホテルやタクシーにも「中国人お断り」の動きがある。

 政府の防疫網が破られ、感染者がソウルなど首都圏一帯を歩き回っていたことが分かり、「中国への嫌悪」という形で噴出しているという。

 極め付きは、「中国人入国禁止」を求める請願だ。

 大統領府に「中国春節期間でも一時的に入国禁止を求める」という請願が出され、同月31日時点で約60万人に達した。政界でも野党を中心に入国制限の議論がわき起こっている。

 日本は、邦人帰国用のチャーター機を派遣した際、新型肺炎と闘う中国の人々に、マスクや防護服を支援物資として届けた。中国のネット上では、「ありがとう」「日本は温かい」「この恩は忘れない」といった称賛のメッセージが相次いでいる。

 一方、ヘイトともいえそうな、苛烈な「反中」対応をする韓国に対し、中国人観光客の間に不満が募っているという。

 前出の室谷氏は「韓国には、小が大につかえる事大主義と、歴史的に中国に虐げられたという、相反する2つの感情がある。いまは後者の感情が爆発している状態といえる。ただ、文氏は『武漢』という言葉を使わないなど、中国へのこびへつらいもみられる。一般国民との間には矛盾もありそうだ」と語った。

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2020-02-03 07:56:00Z
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