県内学生野球の競技力を向上させようと、県は10月31日、県中学軟式野球選抜と社会人野球「佐賀銀行」との交流試合を、佐賀市のみどりの森県営球場で開いた。球児たちは、ことしの県アマチュア野球王者に全力で挑み、試合を通して野球に向き合う姿勢や技術を学んだ。
県野球育成・強化プロジェクト委員会事業の一環として開催した。9月に開かれた県アマ野球王座決定戦で33年ぶりに頂点に立った佐銀ナインが、中学の精鋭たちに胸を貸した。
選手を入れ替えて2試合を実施。第1試合、中学選抜は初回に集中打で1点を先制したものの、三回に逆転を許して1-2で競り負けた。第2試合は打線を抑えられ、0-3と完封負けを喫した。
佐銀の内田昌宏監督(37)は「バットやスパイクなど道具を日ごろから大事にすることが、チームの強化や洞察力につながる」とアドバイス。高山申吾主将(金泉中3年)は「上手な選手ほど、基本的なことを大切にしていることを学べた」と感謝した。
交流試合には山口祥義知事も駆け付け、始球式を行って選手を激励した。(山口源貴)
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November 01, 2020 at 07:00AM
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中学軟式選抜が県アマ王者の胸借りる 佐賀銀行と対戦 - 佐賀新聞
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