(ブルームバーグ): オンラインセラピーのアプリを提供する米トークスペースは、JPモルガン・チェース元最高財務責任者(CFO)のダグ・ブラウンスタイン氏ら率いる特別買収目的会社(SPAC)ハドソン・エグゼクティブ・インベストメントとの合併を通じた株式公開に向け合意に近づいている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
ハドソンはトークスペースとの合併を支えるため2億ドル(約210億円)余りを新株発行で調達することで協議している。関係者1人によれば、合併で誕生する新会社の株式価値は15億ドルを超える見込み。今週中にも合意が発表される可能性があるが、まだ最終的にまとまっておらず、条件変更や頓挫の可能性も残っている。
トークスペースとハドソンの担当者からは現時点でコメントを得られていない。
ハドソンは2020年6月の新規株式公開(IPO)で4億1400万ドルを調達。ブラウンスタイン氏とベリフォン・システムズ元最高経営責任者(CEO)のダグ・バージェロン氏はハドソン・エグゼクティブ・キャピタルのマネジングパートナーを務めている。
ブルームバーグは昨年11月、トークスペースが身売りを検討し複数のSPACの関心を集めていると伝えていた。同社は動画チャットやテキストのやり取りを通じて有資格のセラピストと患者を結ぶサービスを提供している。
原題:Talkspace Said Near Deal to Go Public Via Doug Braunstein’s SPAC(抜粋)
(c)2021 Bloomberg L.P.
Crystal Tse, Gillian Tan
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