[ソウル 16日 ロイター] - 韓国の丁世均首相は16日、2300万人分の新型コロナウイルスワクチンを追加購入することで合意したと明らかにした。同国の保健当局は15日、有効性を巡る懸念や供給の遅れを理由に第1・四半期の接種目標を引き下げていた。
丁首相はメディアで放送された会合で、米ノババックスから2000万人分、米ファイザーから300万人分のワクチンを購入すると明らかにした。
その上で「政府として早期に十分な供給を得るべく取り組んでいるが、海外製薬会社の製造面の問題や国際的な獲得競争により、上半期の接種計画は不透明感が高まっている」と述べた。
人口5200万人の韓国は、ワクチン共有の国際スキーム「COVAX(コバックス)」のほか、ファイザー、米モデルナ、英アストラゼネカ、米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)との間でこれまでに5600万人分の供給を受けることで合意済みで、今月26日に第1段階の接種開始を予定している。
ただ、韓国疾病予防管理庁(KDCA)は15日、アストラゼネカ製ワクチンを65歳以上に使用しない方針に転換したほか、COVAXからの供給が遅れているとして、当初の接種目標を引き下げた。
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