【北京=三塚聖平】中国国営新華社通信は7日、米国を除くイラン核合意の当事国が6日にウィーンで開いた合同委員会で、中国の代表が「米前政権が一方的に核合意を離脱して最大限の圧力をかけたことが、情勢の緊張を引き起こした根源だ」と述べたと伝えた。「米国はイランに対する不法な制裁を全て取り消すべきだ」と強調し、バイデン米政権に対して先に制裁を解除するよう求めた。
中国は、トランプ米前政権が合意離脱後に復活させた制裁解除を先行させるよう求めるイランの主張を支持。イランの後ろ盾として影響力を強めている。
中国の代表は「米国が一日も早く核合意に戻ることが、現在の情勢を解決するカギとなる」と米国に早期の復帰を迫った。その上で、イランを「被害者」と位置付けて、「被害者の正当な要求をまず満足させるべきだ」と強調した。
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