コロナ禍から生まれた新サービス“電子書籍の貸し出し”が10日、名古屋市の鶴舞中央図書館で始まりました。 パソコンやスマホから借りることができ、操作はとてもシンプル。蔵書も豊富で、返却のし忘れも防げるなど、便利なサービスが満載です。
名古屋市昭和区の鶴舞中央図書館で“電子書籍の貸し出しサービス”が始まりました。「コロナ禍の今、本に触れる機会を」と、6月10日から始まった名古屋市“初”のサービスです。 パソコンやスマホのブラウザ上で本を受けることができるもので、必要なのは貸出券とパスワードだけ。これさえあれば24時間、いつでもどこでも簡単に本が借りられます。
電子書籍のラインナップは、星の王子さまなどの児童書から生き物図鑑、芥川龍之介などの文学作品と、種類が豊富。図書館での貸し出しなので、もちろん無料です。 操作は読みたい本を選択して「借りる」ボタンを押すだけ。簡単に本を読むことができます。返すのもボタン1つ。読み上げ機能がついた本は、ボタンを押すだけで、自動で読み上げてくれます。
返却期限も気にしなくて大丈夫。 期限を過ぎれば勝手に返却されるため、返し忘れの心配もありません。
実は、電子書籍とはいえ複数の人が同時に借りることはできないといいます。そのため、すでに30人以上が予約待ちをしている本も。 蔵書は1万冊にものぼり、今年度中には、さらに5000冊増やす予定という電子書籍ですが、ハードルもありました。 「作家の方も本を書くことで生計を立てているので、ベストセラーや新刊がすぐに公共図書館向けに使えるわけではない」(名古屋市鶴舞中央図書館 整理課 小汐智美 課長) 電子書籍の無料貸し出しが許可されている本は、まだ数%ほどといいます。
その中で、魅力的な本を厳選するのは、ベテラン司書たち。 「最初のページにいろいろな本が並んでいます。“おうち時間でできること”や“食で旅する”など、名古屋市の司書が、たくさんある書籍からセレクトしているので、こだわっています」(名古屋市鶴舞中央図書館 西比呂子 司書) 「新しい本に触れてもらいたい」と、定期的におすすめの本や特集のテーマを変えるなど、工夫もしているといいます。
名古屋市で始まった、コロナ禍にうれしい“電子書籍の貸し出しサービス”。 「子どもの頃に読んだすてきな話をもう一度読んでみたいとか、ちょっと空いた時間に見ていただくのにすごく適している。パソコン上なら借りてみようという本は、電子書籍にたくさんありますので、じゃんじゃん利用してほしい」(鶴舞中央図書館 小汐課長)
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