アニメカ有限責任事業組合は8月26日、日本アニメ専門の新しい動画配信サービス「アニメカ」のサービスを始めた。月額450円(税込)のサブスクリプション型サービス(定額制見放題)をApple TVアプリ上のチャンネルとして提供する。
スタート時のタイトル数などは公表していないが、最新のアニメの見逃し配信から往年の人気作、劇場版など幅広いアニメをそろえた。今後は人気アニメのスピンオフドキュメンタリーなどオリジナル番組も配信する。
Apple TVアプリでサービスを提供する理由について同組合は「幅広いユーザーにアニメカおよび日本のアニメを届けられるため」と話す。例えばApple TVアプリは幅広い機器に対応し、アニメカはサービス開始当初からiPhoneなどのiOSデバイスやMacに加え、ソニーやLGエレクトロニクスのスマートテレビ、Amazon Fire TV、Chromecast with GoogleTV、PlayStation、Xboxと幅広く対応できた。
利用者はストリーミング再生の他、端末にダウンロードしてオフラインでも再生できる。また「ファミリー共有」を有効にするとアニメカのアカウントを最大6人の家族と共有できる。こうした利便性もApple TVアプリの機能だという。
Apple TVアプリは米Appleが2019年にリリース。それまでApple TVといえばセットトップボックスの「Apple TV」だったが、同様のことを様々なハードウェア上で行えるようにした。日本では現在「Apple TV+」を始め「MOVIE WALKER」「my theater PLUS」など7つのチャンネルがあり、アプリ内から登録できる。
アニメカ有限責任事業組合は今年4月に集英社、テレビ東京、東映アニメーション、マイシアターD.D.が設立した。動画配信を通じてアニメファンの支持を集め「日本のアニメ産業がより強じんとなり、作品を豊かに、また健やかに生み出せる環境作りを目指す」としている。今後は世界に向けて日本のアニメを配信する計画だという。
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