Sunday, October 17, 2021

岩手の野党勢力が政策合意 統一候補に3区・小沢氏、2区・大林氏 - 河北新報オンライン

 立憲民主党、共産党、社民党の岩手県組織は17日、盛岡市で実務者会議を開き、衆院選で掲げる共通政策に合意した。岩手2区で立民新人の大林正英氏(57)、3区で立民前議員の小沢一郎氏(79)を野党統一候補とすることも決定した。

 共通政策には、新型コロナウイルス対策や東京電力福島第1原発の処理水海洋放出の撤回、東京一極集中の是正などを盛り込んだ。

 1区では、立民前議員の階猛氏(55)が党本部の公認を得て立候補する予定。だが3党の県組織は、過去の野党共闘に協力してこなかった階氏を統一候補として認めなかった。共産は昨年擁立した新人の吉田恭子氏(40)の支援を立民、社民に要請した。

 共産の菅原則勝県委員長は「前回の衆院選で分断された野党共闘を4年間かけて再構築した」、立民県連副代表の木戸口英司参院議員は「身の引き締まる思いだ。政権交代を目指し、協力して成果を出したい」と話した。

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