アフガニスタンからアメリカ軍の撤退をめぐる混乱で批判にさらされているバイデン政権は、イスラム主義勢力タリバンとの交渉を担当し、和平合意を主導してきたハリルザド特別代表が辞任すると発表しました。
アメリカのブリンケン国務長官は18日、アフガニスタンを担当するハリルザド特別代表が辞任し、後任にトーマス・ウエスト副特別代表が就任すると発表しました。
アフガニスタン出身のハリルザド氏は、前のトランプ政権下で、イスラム主義勢力タリバンとの和平交渉を担当する特別代表に任命されました。
去年2月には、タリバンがアフガニスタンを再びテロの温床にしない代わりに、アメリカ軍が部隊を完全に撤退させることなどを盛り込んだ和平合意を主導しました。
バイデン政権下でも特別代表として留任し、ことし8月30日のアメリカ軍の撤退完了のあとは、アフガニスタンからのアメリカ人や現地の協力者などの安全な出国に向け、タリバンとの交渉に当たってきました。
ただ、アフガニスタンからのアメリカ軍の撤退をめぐる混乱でバイデン政権は与野党から批判にさらされていて、和平合意を主導したハリルザド氏にも厳しい目が向けられていました。
からの記事と詳細 ( 米 アフガニスタン担当特別代表が辞任 和平合意を主導 - NHK NEWS WEB )
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