
ヒコロヒーは芸歴ちょうど10年目。ピン芸人として「やさぐれキャラ」全開で舞台を主戦場に活躍するも、2020年上半期のテレビ出演はたったの2本だった。ところが徐々にテレビで頭角を現すようになり、2021年上半期の出演本数は88本に急増。「2021上半期ブレイクタレントランキング」(ニホンモニター)で堂々の10位に名を連ねた。昨年まで知る人ぞ知る存在でしかなかったヒコロヒーが、なぜ今ブレークの兆しをみせているのか。お笑い番組を数多く手掛ける放送作家はこう語る。 「昨年ぐらいからバラエティー番組で“やさぐれ芸人”がウケるようになり、納言の薄幸(すすき・みゆき)や元巨匠の岡野陽一などが頭角を現すなか、彗星のように現れたのがヒコロヒーでした。スナックのホステス経験が長く、酒、たばこ、マージャンが好きで借金も多い。“本物”のにおいがするキャラがハマったのです。本人も便乗してYouTube『金借りチャンネル』を立ち上げ、先輩芸人やタレントからカネを借りる企画は業界人の注目を集めました。大学の後輩である霜降り明星のせいやに60万円借りる企画はSNSでも話題を呼び、知名度が一気にあがりました。ちなみにこのチャンネルでは自分のギャラを赤裸々に語り、『元カレからの借金を返したらつながりがなくなってしまうのでつらい』など女心を吐露するシーンも。こういうむき出しの芸人精神が彼女の魅力なんでしょう」 ヒコロヒーは松竹芸能の所属だ。TKO木下によるペットボトル騒動以降、意気消沈していた松竹だが、久々の売れっ子登場とあって事務所内では相当盛り上がっているという。4月からは日向坂46の斉藤京子と「キョコロヒー」なる冠番組も始まり、深夜帯はもちろん、ゴールデン帯のゲスト出演も急増している。来年は大ブレーク間違いないと言われているのだ。
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