Sunday, December 12, 2021

ふるさと納税 礼状は〝戦国最強〟のあの武将から「寄附かたじけない」 12月限定 - 岐阜新聞



ふるさと納税で寄付した人に送られる可児才蔵からの礼状=美濃加茂市古井町、県可茂総合庁舎 

ふるさと納税で寄付した人に送られる可児才蔵からの礼状=美濃加茂市古井町、県可茂総合庁舎 

 戦国武将・可児才蔵から礼状が届きます-。岐阜県可児郡御嵩町が12月の1カ月間限定で、ふるさと納税で町に千円以上寄付した人に、才蔵からの感謝の文言を入れた礼状を送る。12月はふるさと納税が一番活発な時期。多くの寄付を寄せてもらおうと、町は戦国最強と言われる武将の力を借りる"策"を打った。

 「此度(こたび)のご寄附(きふ)かたじけなく存じまする。」。礼状の裏面には才蔵からの言葉が記されている。A6サイズの和紙製で、御朱印風のデザイン。表面には勇ましい才蔵の姿を描いた武者絵と角印が印刷されている。

 才蔵は、町ゆかりの武将で、歴史ファンの中では知る人ぞ知る存在。越前・朝倉義景の側室の子で、願興寺で生まれた。槍(やり)の名手で、関ケ原の戦いでは17人の首を取ったとされる。

 礼状を作るきっかけになったのは、10月の衆院選。才蔵の武者絵をデザインした投票済み証が好評で、選挙後に「欲しい」という声が町外からも寄せられた。町には、ふるさと納税を活性化させるためのプロジェクトチームがあり、メンバーが礼状での活用を提案した。礼状の武者絵は投票済み証と同じものを使用し、受領証明書と一緒に郵送することにした。

 プロジェクトチームのリーダーで、町まちづくり課の堀江功輝さんは「今回のターゲットは歴史ファンだが、才蔵のことを知らない人も、礼状を見て才蔵に興味を持ってくれるとうれしい」と話している。

カテゴリ: 政治・行政



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