Wednesday, May 4, 2022

沢村拓一「胸を借りるつもりで」、大谷翔平とメジャー初対決…空振り三振に切って取る - 読売新聞オンライン

 米大リーグのエンゼルスは3日(日本時間4日)、敵地ボストンでレッドソックスと対戦し、3番指名打者(DH)で先発復帰した大谷翔平が4試合ぶりに安打を放った。(デジタル編集部)

 1日のホワイトソックス戦で右脚付け根に張りが出て途中交代し、2日の同じ対戦では代打だった大谷。回復具合が心配されたが、第1打席からしっかり球を捉えた。これは遊撃へのライナーになったが、第2打席で、相手先発の沈む球をうまく拾い、打球は中前へ。今季4号ソロを含む2安打を放った先月29日のホワイトソックス戦以来の安打となった。

 レッドソックスとはこの日から3連戦が組まれている。同じ敵地ボストンで行われた昨年5月14日からの3連戦で、大谷は、1戦目でフェンウェイパークに初アーチをかける11号ソロを放った。3戦目の九回には逆転の12号2ランを放ち、5連敗目前だったチームを救った。

 さらには、同7月の本拠地3連戦では2戦目で先発し、7回5安打2失点、シーズン4勝目を挙げて日米通算50勝を達成。続く3戦目では、勝利に貢献する32号ソロを放ち、松井秀喜氏(ヤンキース)が2004年に記録した日本人のシーズン最多本塁打記録31本を抜き去った。

 昨年、活躍が目立ったレッドソックス戦だが、もちろん相手も警戒してくる。六回二死二塁で迎えたこの日の第3打席では、2番手左腕をあてられ左飛に。九回二死の第4打席では沢村拓一とメジャー初対決。カウント2―2から空振り三振に倒れたが、沢村は試合後、「(大谷は)この世界を代表する素晴らしい打者。胸を借りるつもりで」と話した。

 高いレベルでの争いは大谷も望むところだろう。5日には先発登板も予定されている。名門相手に二刀流が再び輝くか。

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