Saturday, August 27, 2022

彼女がバンライフを止めた理由…シボレーのバンを売り、マツダに乗り換え、まもなくテスラに住む - Business Insider Japan

ビリー・ウェブはバンライフを止めた代わりにアパートを借りるのではなく、さらにダウンサイジングを行った。

ビリー・ウェブはバンライフを止めた代わりにアパートを借りるのではなく、さらにダウンサイジングを行った。

Billie Webb

  • ティックトッカーのビリー・ウェブは、2021年にバンライフの様子を投稿していた。
  • 彼女は今、ガソリン価格の高騰などを理由に、バンを手放し、2015年のマツダ車で生活している。
  • ブランドとの広告契約で月に約4000ドルを稼ぐウェブは、テスラのモデル3を注文しており、納車されたらそこに住むつもりだ。

ビリー・ウェブ(Billie Webb)は2021年、アパートでの定住をやめ、バンライフの波に乗った。現在は借金を完済して月4000ドルの収入があるが、さらにダウンサイジングして乗用車での生活に踏み切った。まもなく彼女はテスラに住むことになる。

ビリー・ウェブはティックトッカーであり、コンテンツクリエイターでもある。1990年型シボレーG20のバンや2015年型のマツダ車に乗って、2021年から旅をしている。彼女はバンをくじ引きの景品にして、1枚6ドルのくじを2900枚売り上げた(合計1万7400ドル:約235万円)。そうやってバンを手放すと、マツダに乗り換え、いずれはテスラを購入してそこに住むという計画を前進させた。

バンライフからカーライフへ

ビリー・ウェブは昨年、1990年型シボレー20のバンに住んでいたが、それで旅行するにはガソリン代が高すぎた。

ビリー・ウェブは昨年、1990年型シボレー20のバンに住んでいたが、それで旅行するにはガソリン代が高すぎた。

Billie Webb

2021年に新型コロナ感染予防の規制が緩和されたことを受け、ウェブはバンで暮らすようになった。家賃が高騰し、それまでの不安定な仕事ではやっていけなくなったからだ。

「家賃が払えなくなることがとても心配で、友人とランチに出かけるのを断ったりもしていた」とウェブはInsiderに語っている。

「しかしその後、同じコンテンツクリエイターである他のバンライバーに出会い、彼らがどれだけ旅をしているかを見て、私もそれに加わりたいと思うようになった」

パンデミックの発生や、家賃、不動産価格の高騰を受け、バンライフが人気になっている。しかし、それが裏目に出ることもあり、あるノマドワーカーはバンで暮らした結果、ホームレスになったとInsiderに語っている

ガソリン価格が高騰し、ウェブのシボレーは1ガロン(約3.8リットル)で7~10マイル(11~16km)しか走らず、満タンにするのに100ドル(約1万4000円)以上かかったため、彼女はバンライフを止めたという。

「今、バンで生活することが、特に旅行をしている人にとって、賢い行動なのかどうか、分からない」

ウェブは現在、2015年型のマツダ車で暮らしている。

ウェブは現在、2015年式のマツダ車で暮らしている。

Billie Webb

通常の乗用車で暮らすことは、狭いスペース、アメニティの欠如、そしてガソリン価格の高騰を考えると、驚くべき方向転換だ。

「今はかなり慣れてきたので、マツダでの生活もそれほどひどくはない。ただひとつ、気温がもう少し低ければと思うことはある」とウェブは述べた。

ウェブは、全米最大のフィットネスチェーン、プラネット・フィットネス(Planet Fitness)の月20ドルの会員で、今も定期的にシャワーを浴びることができる。ジムの会員権はバンライフやカーライフをする人に欠かせないものだと彼女は言う。彼女は時折、ハウスシッティング(依頼人の家に泊まりながら家事などのサービスを提供する)も行っている。

しかし彼女は、家賃を払う必要がなくなり、ティックトック(TikTok)のフォロワーを70万人獲得してブランドとの広告契約を結ぶことができたので、車の購入費用、クレジットカードの債務、学生ローンによる約1万ドル(約140万円)の負債を完済することができた。

彼女は自分のティックトックチャンネルでブランドの広告を投稿するするたびに、約1500ドル(約20万円)を稼いでいる。普段はカー用品を中心に月に2、3件の広告契約を結んでいる。最近の最も大きな契約では5000ドル(約68万円)の収益を得た。Insiderは、その契約書や彼女のエージェントからのメールを確認している。

テスラのキャンプモードでさらに快適に

バンから乗用車に乗り換えるのは簡単ではなかった。しかし、ウェブは暑さに悩まされながらも「私は気にしない性分なので、キングサイズのベッドも巨大なクローゼットも必要ない」と述べた。

ウェブは、2022年末からテスラ(Tesla)のモデル3で暮らす予定だ。

ウェブは、2022年末からテスラ(Tesla)のモデル3で暮らす予定だ。

Xing Yun/Costfoto/Future Publishing via Getty Images

しかし、9月にテスラ・モデル3が納車されれば、彼女はこれまでの不便が解消されるだろうと期待している。

テスラのキャンプモードは、一晩中、車内の温度と空気の流れを調整することができ、マツダよりも快適な寝場所を作ることができるだろう。さらに旅費もはるかに安くなる。

「ガソリン代はかなり安くなるか、ほぼいらなくなるだろうし、電気代もガソリン代より安い。温度の問題も解決される。本当にクールで、とても楽しみにしている」

[原文:I quit van life after gas prices soared. Now I'm making $4,000 a month living in my car while I wait for a new Tesla.

(翻訳:仲田文子、編集:Toshihiko Inoue)

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