「長崎ペンギン水族館」では飼育するペンギンが高齢化する中、繁殖を目的に北海道旭川市の「旭山動物園」からキングペンギン３羽を借りることになりました。
長崎市にある「長崎ペンギン水族館」に仲間入りしたのは、いずれもオスのキングペンギンで、３羽のうち２羽は１歳、もう１羽は５歳です。
３羽は新たな環境で少し緊張気味だということで、８日は３羽とも岩場にいて、時折、首を伸ばしたり周囲を伺ったりする様子を見せていました。
大阪府から来た大学生は「キングペンギンは大きくてかわいい。かわいい子たちが増えてくれるのは嬉しい」と話していました。
長崎ペンギン水族館は飼育するキングペンギンが高齢化し、繁殖が課題となっていたため、今回、北海道の旭山動物園から繁殖を目的に３羽のオスを借り受けたということです。
水族館は、現在、メスのキングペンギンについても、借り受けに向けて調整しているとしています。
「長崎ペンギン水族館」で、ペンギン飼育担当の小塩祐志さんは「初々しい姿を見られるのも今の時期の楽しみ方なので、見に来ていただきたい。うまくペアを組んでもらって元気な赤ちゃんを産んでもらえたらいいですね」と話していました。
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