福島県は、地域課題の解決のため、東京の大手通信会社と協力し、専門知識などを持つ社員の派遣を受けて県内の事業者とマッチングさせる事業を今月から始めました。
福島県が始めたのは、県内の地域課題を解決するための事業、「ふくしまチャレンジマッチング」です。
東京に本社のある大手通信会社「ＫＤＤＩ」の協力を得て、専門知識などを持つ社員を人材として派遣してもらい、県内の事業者とマッチングします。
事業は、チーム型と個人型に分かれていて、チーム型では、通信会社の社員１０人を１チームとして、会津地鶏、川俣シャモ、伊達鶏の「三大ブランド鶏」や会津地方で生産されるピーナツなどの効果的なＰＲに取り組むことを検討しています。
また、個人型では最大４０人の社員の経歴や専門技術などを記載した「スキルシート」を用意し、課題を抱える県内の事業者と人材をマッチングさせ、アドバイスをもらうなどしながら解決につなげることを目指すということです。
事業を行う県ふくしまぐらし推進課の上野台直之課長は「スキルや知見のある社員のみなさんの力を借りることができるので事業者のみなさんには気軽に悩みを相談してもらい、制度を利用してほしい」としています。
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