プレミアリーグ全20クラブは3日に会議を行い、新型コロナウイルスの影響を受けて、所属する選手に給与の30%削減を求めることで合意した。
また、試合が中断されたことにより経営に苦しんでいる下部リーグへ支援することも発表された。3日付の英紙ガーディアンなど複数メディアが伝えた。
スペインではバルセロナやアトレチコ・マドリード、イタリアではユベントス、ドイツではバイエルン・ミュンヘンなど、他国のビッグクラブが選手への給与削減を行っている状況を受けてプレミアリーグの20クラブは会議を開き、「雇用を守る」ために選手の給与削減を提案した。声明で「中断により、大幅な経済的損失を出しており、プロリーグ全体の雇用を守るためにプレミアリーグのクラブは、すべての選手に給与の30%削減を求めることを全会一致で合意した」と発表した。
また、イングリッシュ・フットボール(EFL)が管轄する2~4部リーグと、ナショナルリーグ(5部)に総額1億2500万ポンド(約172億円)を支援することが決定した。さらに、国民保険サービス(NHS)や社会的に弱い立場のグループなどに対して2000万ポンド(約27億5000万円)を寄付することも発表した。
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