Wednesday, July 29, 2020

北との「裏合意書」疑惑もなんのその…朴智元氏の国家情報院長任命を強行(朝鮮日報日本語版) - Yahoo!ニュース

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は28日、国会聴聞会で北朝鮮との裏合意や学歴詐称問題などが浮上している朴智元(パク・チウォン)氏を国家情報院長に任命した。朴院長は29日から国情院長としての任期が始まる予定だ。保守系野党・未来統合党は「朴候補者は2000年の南北首脳会談を準備する際、北朝鮮と30億ドル(約3200億円)の『裏合意』を締結した疑惑について説明せよ」「文大統領は真偽を確認するまで任命を先送りすべきだ」と要求している。しかし与党・共に民主党はこの日午後、国会情報委員会全体会議を単独で招集し、朴院長に対する人事聴聞会の経過報告書を採択。文大統領はそれからおよそ3時間後に任命案を裁可した。文大統領は前日にも、野党が今月24日の聴聞報告書採択を拒否した李仁栄(イ・インヨン)統一部(省に相当、以下同じ)長官を任命した。文大統領が前回の国会で聴聞報告書なしに任命した長官級23人まで合計すると、野党の反対を押し切って任命した人物はすでに25人目となる。未来統合党は「与党は176議席を持つ21代国会からは、最初から思い通りやるということだ」と反発している。  この日、未来統合党の朱豪英(チュ・ホヨン)院内代表をはじめとする情報委員らは「文大統領が25億ドル(約2600億円)の裏合意が含まれた『南北経済協力合意書』の真偽を確認するのは難しいことではない」「確認もせず任命した場合、国の安全保障に大きな危機が迫るかもしれない」と主張した。情報委員会の河泰慶(ハ・テギョン)幹事は「文大統領は少し時間がかかったとしても、『合意書』の事実関係を確認してから国情院長を任命しても遅くはない」と指摘した。無所属の尹相現(ユン・サンヒョン)議員は「(合意書が)事実であれば、国情院に原本が保管されているはずだ。それを調べるだけでよい」と要求した。

 これに対して共に民主党の金炳基(キム・ビョンギ)議員は「文書の真偽が鍵だが、野党も特別な証拠は提示できていない」と反論した。同党の宋甲錫(ソン・ガプソク)報道官は「偽造疑惑のある書類を根拠とした無分別な揚げ足取りだ」と指摘した。この日、兪銀恵(ユ・ウンヘ)副首相は国会教育委員会全体会議に出席し、朴候補の大学違法編入疑惑について「55年前のこと」として調査を拒否する考えを明確にした。これに先立ち未来統合党は「教育部が朴候補者の大学編入疑惑を調査すれば、聴聞報告書採択に協力する」との考えを伝えていた。  未来統合党は文書の真偽と関連して「『経協合意書』の形式は従来から一般に公開された首脳会談合意書と全く同じであり、朴候補者の署名もよく似ている」と主張した。朱院内代表は「私がその書類をどこかで偽造して提出したというのか」「信じるしかない元政府高官が自らそれをわれわれの事務所に持ってきた」と明らかにした。  しかし朴候補者は声明で「合意書は虚偽、捏造(ねつぞう)されたもので、朱院内代表に対しては法的措置を検討する」「写本を提供したという元政府高官の実名を明らかにせよ」と主張した。朴候補者はさらに「(合意書については)すでに対北特使団に問い合わせたが、『全く記憶になく事実ではない』という確認も受けた」「朱院内代表の主張は、金大中(キム・デジュン)元大統領と2000年の南北首脳会談合意を実現させた対北特使団に対する重大な名誉毀損(きそん)だ」とも指摘した。ある政府関係者は「それは偽の文書だ」「内容を見ると、北朝鮮側の用語が使われている。(例えば)『ダラー(米ドル)』と書くべきところを『タラー』としている」と説明した。この関係者は「もしこの文書が存在していれば、朴槿恵(パク・クンヘ)政権や李明博(イ・ミョンバク)政権当時、すでに公開されていたはずだ」「今になって公開される理由が全くない」との見方も示した。  一方で情報委員会所属の金弘傑(キム・ホンゴル)議員(共に民主党)はこの日午前、あるラジオ番組に出演し「(国情院長は)結局は今米国から疑念を持たれることなく、米国を説得できる能力があるかどうかが最も重要だ」との考えを示した。

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