ＩＡＥＡのグロッシ事務局長は２４日、イランの核施設に対する査察の期限について１か月間延長し、来月２４日を新たな期限とすることでイランと合意したと発表しました。イランは２月にＩＡＥＡによる核施設への抜き打ち査察の受け入れ停止を発表する一方、必要な確認や監視作業については今月２１日までを期限に認めていました。
グロッシ事務局長は査察期限の延長について「あくまでその場しのぎのものだ」とも指摘しています。イラン核合意を立て直すための交渉はオーストリアのウィーンでアメリカを含めた関係各国の間で続いていて、延長された１か月間でどこまで歩み寄ることが出来るのかが焦点です。
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