ＯＥＣＤ新事務総長、法人最低税率「合意を楽観」 閣僚理事会が閉幕 - 時事通信ニュース

2021年06月02日07時26分

経済協力開発機構（ＯＥＣＤ）のコールマン新事務総長＝１日、パリのＯＥＣＤ本部（ＡＦＰ時事）

　【パリ時事】経済協力開発機構（ＯＥＣＤ）閣僚理事会は１日、新型コロナウイルスの世界的流行による経済危機からの脱却へ向けた加盟国間の協力を確認し、閉幕した。同日就任したコールマン事務総長は記者会見で、国際的な法人税の最低税率導入について、「合意を楽観している」と述べた。

世界成長率を上方修正　日本はコロナ規制で停滞―ＯＥＣＤ

　コールマン氏は、国境を越えて活動する巨大企業の税逃れを防ぐ新たな国際課税ルールのうち、法人税の最低税率をめぐる議論が年末までに合意に至ると思うかとの問いに、「昨年末よりもはるかに良い状況にある」と指摘。「きょうの会合で各国が示した水準で議論が進めば、合意が得られるだろう」と語った。

Adblock test (Why?)

からの記事と詳細 ( ＯＥＣＤ新事務総長、法人最低税率「合意を楽観」 閣僚理事会が閉幕 - 時事通信ニュース )
https://ift.tt/3cc9gwP