Sunday, June 20, 2021

核合意当事国が全体会合 米イラン協議に不透明感 - 産経ニュース

19日、テヘランでロウハニ大統領(右)と言葉を交わすライシ次期大統領(イラン大統領府提供、AP)
19日、テヘランでロウハニ大統領(右)と言葉を交わすライシ次期大統領(イラン大統領府提供、AP)

イラン核合意の再建に向けて合意当事国が20日、ウィーンで全体会合を開いた。イランと、合意復帰を目指す米国の間接協議の舞台。18日のイラン大統領選では反米の保守強硬派が圧勝、間接協議の見通しは不透明さが増している。

仲介役の欧州連合(EU)欧州対外活動庁のモラ事務局次長は会合後、記者団に対し、協議はいったん休止され、近く再開されると述べた。再開日程は未定とみられる。

全体会合には核合意に残るイランと英仏独中ロ、EUの代表が出席。米イランの間では、米国の制裁解除の範囲やイランの核開発制限の段取りなどについて、なお隔たりが残っているもようだ。

大統領選に勝利し8月に就任するライシ司法府代表は、核合意に残ると主張し、明言はしていないが、間接協議は継続する考えを示唆している。米国務省当局者は協議継続方針を示している。(共同)

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