【ワシントン=塩原永久】米紙Wall Street Journal(電子版)は25日、米半導体大手Western Digital(WD)が、同業のキオクシアホールディングス(旧東芝メモリホールディングス)を買収する交渉が大きく進展していると報じた。買収額は200億ドル(約2兆2000億円)規模で、早ければ9月中旬にも合意する可能性があるとしている。
同紙が関係者の話として伝えたところでは、両社による協議がこの数週間で加速した。ただ、キオクシアが株式上場を選択したり、別の企業に買収されたりする可能性も残っているという。
キオクシアをめぐっては、米Micron Technologyも買収を検討していると報じられていた。
WDはキオクシアと三重県四日市市の工場を共同運営するなど、関係が深い。
WDが買収することになれば、外為法に基づく日本の当局の承認が必要になる見込みだ。一方で同紙は、独占禁止法に関連した規制を強化している中国当局の承認の可否が「最大のハードル」になるとの見方を示している。
キオクシアは米投資ファンドBainCapitalが株式の過半を保有。東芝も約4割を握っている。
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