都内でエステティシャンをしていた青木由香さん(40歳・仮名)。5歳のお子さんをもつシングルマザーの彼女が、コロナ禍で激減した収入の補填を「個人間融資」ですると決めた経緯を、前編〈お金を貸す条件は「下着姿の写真撮影」…40歳シングルマザーが遭遇した「個人間融資」の闇〉でお伝えしました。
「下着姿で免許証を持って顔も映るように写真を撮ること」をお金を貸す条件にするような人もいる中で、彼女が借りようと思ったのは、メッセージでは普通に見えた「サトウ」と名乗る男性。その後、融資の条件について詰めることになったのですが……。
違法な利息に加え、「ひととき」まで条件に
由香さん、「サトウ」を名乗る男性から利率について、『幾らなら返せそうですか?ご自分で提示してください。それを見て、お貸しするかどうかを判断します』と言われたそうです。
どうしても借りたい彼女は、15万円を借りる代わりに10ヶ月で30万円を返済すると申し出てしまいました。しかし、これは、利率にすると約180%。利息制限法で定められた上限金利年18%を大きく上回っています。
「あと、最初に借りるときと毎回の返済時の『ひととき』を条件にされました」
非常に迷った由香さんでしたが、他に全く借りるあてがないため、「ヤミ金で借りるよりは…」と覚悟を決めます。
その後、LINEを交換。『ひととき』や返済の条件をつめ、その日の内に「サトウ」と名乗る相手の自宅の最寄り駅で会うことになりました。
「会ってみると、30代中頃くらいの、普通っぽい真面目そうな人でした」
駅から5分くらい歩いて、サトウさんのマンションに到着。部屋は1階にあり、間取りは1Kで、一人で暮らしている様子だったとのこと。
「すごく整理整頓されていたのが印象に残っています」
部屋に着くとすぐに条件を再度確認し、予め用意されていた借用書にサインをした由香さん。
「借用書にサインをしたあと、現金15万円を受け取って、部屋のベッドで『ひととき』に応じました」
からの記事と詳細 ( 「ヤミ金より怖い」15万円のために「ひととき融資」に応じた40歳シングルマザーの証言 - 現代ビジネス )
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