Saturday, November 27, 2021

アルメニア・アゼルバイジャン国境画定作業を年内開始で合意 ナゴルノカラバフ問題にロシア仲介 - 東京新聞

26日、ロシア・ソチで記者会見する(左から)アゼルバイジャンのアリエフ大統領とロシアのプーチン大統領、アルメニアのパシニャン首相=タス・共同

26日、ロシア・ソチで記者会見する(左から)アゼルバイジャンのアリエフ大統領とロシアのプーチン大統領、アルメニアのパシニャン首相=タス・共同

 【モスクワ=小柳悠志】ロシアのプーチン大統領は26日、旧ソ連の係争地ナゴルノカラバフを巡って30年以上対立しているアルメニアのパシニャン首相とアゼルバイジャンのアリエフ大統領を、ロシア南部ソチに招き、アルメニアとアゼルバイジャンの国境画定作業を年内に開始することで合意したと発表した。

 インタファクス通信によると、プーチン氏は3者の会談後に「今回の合意が実施され、地域の関係正常化に向けたステップとなることを期待する」と述べた。旧ソ連圏の紛争解決に向けた姿勢を国際社会に示す狙いがあるが、国境画定が実際に進むかは不透明だ。

 ナゴルノカラバフ地域では、旧ソ連末期に多数派のアルメニア系住民が分離独立運動を起こし、アゼルバイジャン側と戦闘になった。昨年9月には両国による大規模な軍事衝突が起き、双方で6000人以上の死者が出ている。

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