首都直下地震などの災害で断水した際、復旧活動に従事する警察官や地域住民にきれいな水を提供するため、警視庁亀有署は11日、水道製品会社「前沢化成工業」(東京都中央区)と浄水装置を借りる協定を結んだ。1時間に約60リットルの雨水や河川の水を飲料用に変えられる。
この日、亀有署で開かれた締結式で岡部誠幸署長は「災害はいつでもどこでもやってくる。東日本大震災を教訓に、有事の際の活動に万全を期したい」とあいさつした。
亀有署によると、浄水装置は同社の「エモータブル」。高さ約50センチ、幅約35センチ、奥行き約20センチと小型。借りる台数は断水の規模に応じ調整する。
【共同通信】
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