Saturday, March 16, 2024

【甘口辛口】WBC版日韓OB戦検討…侍OB戦じゃダメなのか 隣国の力を借りる必要はない - サンスポ

WBC2009年大会で日本に勝利し、マウンドに太極旗を立て大喜びの韓国ナイン(共同)

■3月17日 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)版日韓OB戦…。アノ国と、どんな交流を図ればいいのか。2006年、09年大会に出場した両国代表による親善試合の開催が検討されている。球宴第1戦前日の7月22日にエスコンフィールド北海道での実施が計画され、出場選手の人選に入るという。

日本が連覇を飾った両大会で、準決勝前の直接対決を制した宿敵は2回もマウンドに、まるでそこがわが領土のように太極旗を突き立てた。誰も止めない。満面の笑みを浮かべていた。世界一を決める最高峰の国際舞台の暴挙は、福留孝介の代打2ラン、イチローの延長十回の中前決勝打と同じように、忘れることはない。

「投げる所がなければ、痛くない所に当てて次打者で勝負」。守護神右腕が大谷翔平に対し、死球を示唆したと取られかねない発言をしたのが、23年大会前だった。二塁打を放った選手がガッツポーズの際に離塁して憤死するなど、結果は1次ラウンド敗退。金メダルに輝いた08年北京五輪以降、斜陽の一途をたどる。永遠のライバルと呼べないのも寂しい。

折しも、開幕戦を控え、訪韓したドジャース・ロバーツ監督に生卵が飛んだ。「バカ者が卵を投げた」と地元メディアは伝えた。熱烈歓迎ムードが漂う中、たった1人の愚行だが、個人的には違和感は浮かんでこない。少なくとも日本に、こんな〝バカ者〟はいない。

渡航費や滞在費がかかる国際試合ではなく、両大会でニッポン野球の底力を示したレジェンドによる侍OB戦ではなぜダメなのか。〝オールジャパン〟に集客への不安がよぎるのか。隣国に力を借りる必要は全くない。もっとわれわれの国技に誇りを持つべきだ。(稲見誠)

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