Monday, October 18, 2021

合意不履行、民主派が原因 首脳会議排除に反発―ミャンマー軍トップ - 時事通信ニュース

2021年10月18日18時12分

ミャンマー国軍のミン・アウン・フライン総司令官=6月23日、モスクワ(AFP時事)

ミャンマー国軍のミン・アウン・フライン総司令官=6月23日、モスクワ(AFP時事)

 【バンコク時事】ミャンマー国軍のミン・アウン・フライン総司令官は18日、国営テレビを通じた演説で、東南アジア諸国連合(ASEAN)の合意事項である特使派遣や暴力停止が実現しないのは民主派に原因があると主張し、国軍の対応を正当化した。合意の履行が遅れているとして、ASEANが今月下旬の首脳会議からの総司令官排除を決めたことに反発した。

ミャンマー軍トップを排除 下旬のASEAN首脳会議

 ASEANは4月の首脳会議で、クーデター後の混乱の収拾に向け、ミャンマーへの特使派遣や暴力の即時停止など5項目で合意した。しかし、半年近くが経過しても特使派遣は実現せず、国軍による民主派や市民への暴力が続いている。
 総司令官は「4月以降、暴力は深刻化している。(民主派が)扇動し、一部の少数民族武装勢力が支援しているからだ」と非難。「誰も暴力を止めようとせず、われわれに解決を求めるだけだ」と国際社会に不満を示した。

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