現在の内子町の出身で３月３日になくなったノーベル賞作家、大江健三郎さんを追悼する特設展示が、松山市立中央図書館で行われています。
この展示は、松山市立中央図書館の１階エントランスで行われています。
会場には、図書館の蔵書の中から、ベストセラーになった「ヒロシマ・ノート」など、大江さんの数多くの作品が並べられていて、利用者は気に入った本を自由に選んで借りることができます。
このほか会場には、大江さんの直筆のサインや、松山東高校在学中に「トムソーヤの冒険」の原作を借りた際に記入したカードなども展示されています。
図書館の小池ひろみ副主幹は、「すでに絶版になっている本やふだんは書庫にしまってある本も並べています。たくさんの本を市民に手に取ってもらい大江さんの世界を体験してほしい」と話していました。
この特設展示は、松山市立中央図書館で４月３０日まで行われています。
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