聞き手・松岡大将 三輪さち子 長橋亮文
2025年大阪・関西万博に参加する国・地域のパビリオンの建設が遅れている問題で、ゼネコンの業界団体・日本建設業連合会の宮本洋一会長(清水建設会長)が26日、朝日新聞のインタビューに応じた。参加国・地域が自腹で建てる「タイプA」のパビリオンについて、「Aをしっかりできないような万博は、海外からのお客さんも来なくなってしまうし、意味がない。そうならないようにしなければいけない」と強い懸念を示した。
パビリオンの出展には、日本国際博覧会協会(万博協会)が敷地を渡して各国・地域が費用を負担して独自に建てる「タイプA」▽万博協会が建てた施設を国・地域ごとに引き渡す借りる「タイプB」▽万博協会が建てた施設を国・地域が共同で借りる「タイプC」がある。万博に参加する153の国・地域のうち、56は「タイプA」だ。「万博の華」とされるが、複雑なデザインや建設業界の人手不足などから建設手続きが遅れている。
主なやり取りは次の通り。
今後の会場整備の見通しについて、宮本会長からは「しっちゃかめっちゃかになる気がする」との答えが返ってきました。どうしてでしょうか。
――万博協会の石毛博行事務…
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