図書館は今、大変進化していて便利に快適になっています。
まるで、ホテルのロビーのようなくつろぎの空間。
ずっとここにいたいな…と思わせる場所。
これが今どきの図書館なんです。
◆TOS小笠原正典キャスター
「ここは豊後大野市図書館。去年2月オープン。県内最新…大きな窓から光と緑が飛び込んでくるアイデア湧いてくる!」
ーー豊後大野市図書館。
天井が高くて、開放的。
気持ちのいい空間です。
本棚は低めのものを多く取り入れ、人の気配が感じられるようにしています。
児童書と一般書の仕切りにはガラスを使いました。
開放感を保ちつつ、子供たちが楽しくてついつい声を上げても
「静かに!」なんて言わなくて済むんです。
◆豊後大野市図書館 太田新子さん
「図書館は街づくり・人づくりの支援施設。ゆったりとした空間で自分の居場所を見つけて欲しい。本を介して情報と知識を得て自分の世界を広げて欲しい。想像して、発想してという…居心地のいい図書館を目指しました。」
ーー竹田市立図書館。
ここも居心地のいい場所です。
街並みにマッチした外観はもちろん、城下町の光や風を建築に取り込んでそれらが緩やかに建物の中を巡るように設計されています。
2014年、文部科学省は今後の図書館づくりのポイントとなるキーワードを示しています。
「連携」や「利用者サービス」、「課題解決支援」
「まちづくり」、「建築・空間づくり」「電子図書館」などなど。
近年できた新しい図書館では、気持ちのいい空間づくりに特に力を入れています。
◆TOS小笠原正典キャスター
「進化する図書館。今度は便利さ。再び、豊後大野です。最新のデジタル技術が使われていて便利に!」
これまでの図書館ですと、本を借りるときにこのようなカードを使っていましたが、ここでは「デジタル利用者カード」も使えます。
スマートフォンでダウンロードすれば忘れることも減りますし、お財布がパンパンになることもありません。
また、セルフでの貸し出しも最新です。
一度にドンと本を置いても即座に認識!
スピーディに、係の人と接触することなく借りることが出来ます。
全国の図書館に詳しい栗屋さんは、これからの図書館の役割をこう考えます。
◆杵築市立図書館長 栗屋文世さん
「これまでの図書館は『本を借りる(貸す)』、『資料を集める』というのが主な仕事でした。これからの図書館は、地域の図書館としてどれだけ地域に貢献できるか求められている。そこでひとが学び、ひとが集まる。それは、人材の育成、それから街づくり、人づくりにつながる。」
かつての図書館から今は、子どもから高齢者までが楽しく、気持ちよく、便利に学べ、街の賑わいの中心になるような場所であることが求められています。
良い図書館が街にもたらす様々な効果。
街の将来を担っている場所が図書館と言えそうです。
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