進学したいけれど学費を準備できそうにない、そんな時に選択肢の1つとして考えたいのが奨学金です。特に最近は、新型コロナウイルス感染症の影響で奨学金への関心が高まっているようです。 とはいえ、奨学金の実施主体や制度内容はさまざま。どの奨学金を利用すれば良いか迷ってしまうかもしれません。そこで、どのような奨学金があるのか、高校卒業後の奨学金の種類や内容、奨学金を借りるポイントについて、主に貸与型を中心にお伝えします。
奨学金とはどのような制度か
奨学金は、経済的理由で進学が困難な学生が学資を借りたり、給付を受けたりすることができる制度です。 奨学金を利用するには、いくつかの基準をクリアする必要がありますが、主な基準は、家計基準と成績基準の2つです。基準をクリアすれば利用できるとはいえ、何十万、何百万円ものお金が動くわけですから、利用する前には利用後のことも考えて申し込みをしたいですね。 【奨学金を利用できる人は?】 利用できるのは、高等学校・高等専門学校・大学・短期大学・専門学校・大学院などに通っている学生です。浪人生でも利用できる場合があります。
奨学金の種類
奨学金には、貸与型と給付型があります。それぞれの違いについて確認しましょう。 【貸与型】 貸与型は、お金を借りるタイプの奨学金です。 借りるわけですから、返さないといけません。返還時に利子がつく有利子タイプと利子がつかない無利子タイプがあります。 【給付型】 給付型は、返還不要の奨学金です。 利用条件は、貸与型より厳しくなります。 なお、貸与型・給付型、それぞれ申し込む時期によって予約採用と在学採用があります。大学や専門学校などに進学する前に申し込むのが予約採用、進学してから申し込むのが在学採用です。 予約採用は高校3年生の秋から冬にかけて奨学金採用結果がわかります。結果がわかっているので、お金の心配をせず、受験に挑めますね。また、予約採用で採用されなかった、あるいは、予約採用を申し込まなかったけれど、あとから申し込みたいと思ったら、進学先の学校でも在学採用を申し込むことができます。
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